大山 剛
代表取締役
1985年に日本銀行入行し当初はマクロ経済分析を担当。1994年~97年には国際通貨基金の政策開発局に出向。その後調査統計局でマクロ経済分析の統括を行った後、考査局(現金融機構局)に移り、2000年代前半は主に日本の不良債権問題の分析等マクロプルーデンス分野を統括、2004年以降は大手金融機関考査・リスク管理高度化やバーゼルII規制の国内実施を主導すると同時に、バーゼル委員会傘下の多くの委員会メンバーとして国際的な議論をリードする。2008年に大手監査法人に移り、2010年からはパートナー及び自ら創設した「リスク管理戦略センター」のトップとして、日本やアジアの大手金融機関/グローバル企業に対するリスク管理/経営戦略高度化に係るコンサルティング業務を統括。2019年には、金融規制に係るコンサルティング業務に特化した米国コンサルティング企業の日本代表に就任。その後、2021年12月に株式会社 RAF研究所を設立し代表取締役に就く。
主要出版物
「9つのカテゴリーで読み解くグローバル金融規制」
(編著)2017年12月、中央経済出版社
「リスクアペタイト・フレームワークの構築」2015年3月、中央経済出版社
「これからのストレステスト」(編著)2012年5月、金融財政事情出版会
“Missing Viewpoints of Current Global Regulatory Discussion”
in Banks at Risk May, 2011 by John Wiley & Sons
「バーゼルIIIの衝撃」2011年2月、東洋経済出版社
「グローバル金融危機後のリスク管理」2009年2月、金融財政事情出版会
“Post-Crisis Risk Management,” November 2010, John Wiley and its Chinese version, 2013